PowerAutomateで承認フローを作成する時、”承認アクション”を使用します。
この承認アクション、奥が深くて動きを掴むのに厄介です。
また、承認アクションには3つもの種類があり、どれが適切であるか分かりにくいので詳しく説明します。
MSの日本語訳が微妙に下手くそなので色んなところで迷いますね。
承認フローの作成手順
まずは、アクションを追加ましょう。
アクションの追加で、”承認”と検索すると”承認アクション”が候補に出てきますのでこれを選択します。
承認アクションの3つの種類
承認アクションには、
”開始して承認を待機”、”承認を作成”、”承認を待機”の3種類あります。
アクション【開始して承認を待機】
”開始して承認を待機”アクションでは、設定した承認プロセス開始し、そのプロセスが完了するまで待機します。また、承認の取り消しも可能です。
”開始して承認を待機”を選択すると、承認の種類を選択する必要があります。
この4つの種類の違いはこちらのページで解説しています。
アクション【承認を作成】
自動承認プロセスを開始しますが、承認が完了するのを待機しません。
承認は取り消し可能です。
”開始して承認を待機”を選択すると、承認の種類を選択する必要があります。
この4つの種類の違いはこちらのページで解説しています。
アクション【承認を待機】
指定された承認が完了するまで待機します。
「承認を待機」を選択すると、上2つと異なり”どの承認か”を示す「承認ID」の入力が必要になる。
条件分岐
次のアクションとしては帰ってきた承認結果の、「承認」or「拒否」or「カスタム応答」によって条件分岐をさせるする必要があります。
この条件分岐の方法については、こちらのページで解説しています。
まとめ
承認アクションには、”開始して承認を待機”、”承認を作成”、”承認を待機”の3種類あるという事でした。
基本的には、”開始して承認を待機”を使う感じになると思います。
その他2つを使うタイミングはいつあるのでしょうか…。
以上、Power Automateで承認フローの作り方と3つの承認アクションの違いでした。
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