RANDBETWEEN関数とは
RANDBETWEEN関数は、ExcelやGoogle Sheetsなどの表計算ソフトウェアで利用される関数の1つで、指定した範囲内のランダムな整数を生成することができます。RANDBETWEEN関数の基本的な構文は以下の通りです。
=RANDBETWEEN(bottom, top)
bottomとtopは、生成されるランダムな整数の範囲を指定するための引数です。
この引数には、数値やセル参照を指定することができます。
RANDBETWEEN関数の詳しい解説
RANDBETWEEN関数は、ExcelやGoogle Sheetsなどの表計算ソフトウェアで利用される関数で、ランダムな整数を生成することができます。
生成される整数の範囲は、bottomとtopという2つの引数で指定します。たとえば、以下の式をセルに入力すると、1から10までの範囲内でランダムな整数が生成されます。
=RANDBETWEEN(1, 10)
この式を複数のセルに入力すると、各セルに異なるランダムな整数が生成されます。
このように、RANDBETWEEN関数はランダムな数値を生成するためによく利用されます。
RANDBETWEEN関数の使用例
以下に、RANDBETWEEN関数の使用例をいくつか紹介します。
例1：乱数によるデータの生成
RANDBETWEEN関数を利用すると、ランダムなデータを生成することができます。
たとえば、以下の式を使用すると、1から100までのランダムな整数が20個生成されます。
=RANDBETWEEN(1, 100)
例2：サイコロの目のシミュレーション
RANDBETWEEN関数を複数回実行すると、サイコロの目のシミュレーションを行うことができます。
たとえば、以下の式を使用すると、A1からA10までのセルに1から6までのランダムな整数が生成されます。
=RANDBETWEEN(1, 6)
この式を複数回実行することで、サイコロの目のシミュレーションを行うことができます。
例3：ランダムな文字列の生成
RANDBETWEEN関数を利用して、ランダムな文字列を生成することもできます。たとえば、以下の式を使用すると、AからZまでのアルファベットをランダムに並べた5文字の文字列が生成されます。
=CHAR(RANDBETWEEN(65,90))&CHAR(RANDBETWEEN(65,90))&CHAR(RANDBETWEEN(65,90))&CHAR(RANDBETWEEN(65,90))&CHAR(RANDBETWEEN(65,90))
この式を複数回実行することで、異なるランダムな文字列を生成することができます。
これを利用して、英数字大文字小文字記号を含んだランダムなパスワードを生成する方法を解説しています。
まとめ
以上、RANDBETWEEN関数についての解説と使用例を紹介しました。RANDBETWEEN関数を利用することで、ランダムな数値や文字列を生成することができます。
